新幹線に思う

 SKE48木崎ゆりあがマネージャーから新幹線の回数券を渡され、「悪いけど一人で名古屋に帰ってくれ」と言われた。木崎は東京駅で下りの新幹線を待った。一方、名古屋の事務所では木崎の帰りを待っていたのだが、なかなか帰ってこない。事故にでも遭ったのでは、と木崎の携帯に電話したところ、「名古屋行きの新幹線がなかなか来ない」と言う。

 実は木崎は「博多行」「新大阪行」には乗らず、「名古屋行」の新幹線を待ち続けていたのであった。

 似たような勘違いでNMB上西恵の話がある。上西は「新大阪・東京」の指定席の切符を渡された。上西は滋賀在住だったため、「京都で乗って他のメンバと合流しよう」という話になった。当日、上西はその新幹線に乗ってきたが、マネージャーに「これどうしましょう?」と切符を見せた。それは京都から新大阪までの乗車券であった。そう、彼女は「新大阪・東京」の切符は新大阪から乗らなければならない、と考えており、京都から乗る場合は、「京都から新大阪まで行った」とみなしてもらうため、その区間の乗車券を買っていたのである。

 そういえば空港の荷物預かり所に並んでいた時、私のすぐ後ろの人が「搭乗手続きを済ませてからお並びください」と言われていた。それを聞いて、「自分はいつ飛行機に一人で乗れるようになったんだろう」と感慨深く思ったことがある。わからなければ聞くが、「これが正しい」と思っていれば、間違いには気づかない。いや、先の例で挙げた木崎の場合は、間違ってはいない。他にいい方法があるだけである。もしかしたら、私はいろいろなところで間違っており、しかもそれを正しいと信じて今も生きているのかもしれない。

 

明日から本気出す

 四国中央市の話はなくなりました。

 Amazon Fire HD6 のバッテリーをまたまた交換しました。

 広島よしもとブチLIVEに行こうとして着替えていたのですが、腕時計を見ると16:40。あれれ? 開演は17:00だから今から行っても間に合わない。途中で入ってもいいんだろうけど、野球とかならともかく、お笑いのライブでそれは難しい。そこでやむを得ず行くのを中止しました。

 ところで私の従姉妹の娘が高校駅伝を走り、所属する世羅高校陸上部が優勝しました。

 

四国中央市

 四国中央市での仕事の話が入った。名前にたがわず本当に香川と愛媛の真ん中へんにある。楽天アンリミットの5Gの領域は四国では県庁所在地に集中しているが、なぜか四国中央市でも一部の地域で使えるようだ。そしてマンスリーマンションの家賃の高さは大阪に負けていない。福岡より高い。いったいどうなってるんだ? レオパレスは木造アパートばかりのようだ。まあ、学生はいないだろうから節度は保たれると思うのだが。

本屋でうるさい子ども

 Amazonで欲しい本があり、二冊まで絞り込めた。Pyhton関連の本である。こうなったら本屋に行って実物を見て買おうと思い、私はバスに乗った。往復のバス代を考えれば、Amazonで買った方がはるかに安いが、私とて日曜日ぐらいは街に出てみたい。

 それで丸善に行ってお目当ての本に目を通した。するとどこからか女の子の泣き声がした。かなりうるさい。そのうち静まるだろうと思って我慢した。しかし収まらない。様子を見に行くと女の子は4歳ぐらいで両親と兄と一緒に本屋に来ていた。もう本屋と家の違いがわからなくなっているのだ。家族全員が。

 アホらしくなってバスに乗って家に帰った。冬物の買い物もせずに。そんなものはAmazonか最近よく利用しているAliexpressで買えばいい。

 

今日という一日

 高山正之の本を読んで面白かったので、他にも読んでみようと思って本屋に行った。ツタヤの本屋が入っているビルを駅前で探したら、何のことはない、「ドレミの街」のあったところではないか。でも、高山正之の本はなかった。代わりに高山一実の本を買ってきた。

 昼はザ・めしやで食べた。味噌カツと肉じゃがを選んだ。味噌カツを食べようとしたら口で息をするもんだから、油で揚げたパン粉が気管に入ってむせた。新型コロナの影響で咳をするのも人目をはばかる。

 7月から岡山に来て2022年5月まで働く予定だったのに、昨日プロジェクトの中止を告げられた。その翌日、私はこんな普通の日を過ごした。

運を使い果たす

 先日、ニコニコ生放送STU48の3周年記念生配信があり、その中のコーナーで「2期研究生による賞金山分けクイズ」というのが行われたのであった。答えは3択から選ぶ方式である。

 1.2期研究生が初めてSOWROOMをしたのはいつ?

   (何となく見覚えがあった12月21日を選んで正解)

 2.広島発祥のものといえば?

   (けん玉を選んで正解。これは知っていた)

 3.2期研究生お披露目イベントで披露されていない曲は?

   (何となく選んだ「ペダルと車輪と来た道と」が正解)

 4.瀬戸内の島で一番大きい島は?

   (もちろん淡路島を選んで正解)

 5.1期2期が最終オーディションを行った会場は?

   (NTTクレドーホール。2期オーディションは実際に現場で見たので覚えてる)

 6.宮島にはニホンジカが何匹生息しているか?

   (ABCのうち真ん中のBを選んで正解)

 7.STU48で広島出身メンバーは何人でしょう?

   (多いという印象があるので、ひっかけだと思い一番少ない数字を選んで正解)

 てなわけで全問正解で賞金の山分けにあずかった。4万8千円を約40人で山分けである。私はこういうのに当たったことがないので、信じられなかったが嬉しい。だけどどうせならWIN5を的中させたかった。まあ、ありがたく頂戴しましたけど。そうそう、お金はLINE Payでいただいたのです。

「竹内先輩」に見る時系列の危うさ

 歌を聴いて、その歌詞の内容を理解しょうとすると、歌の世界が破綻していることに気づくことがある。

 「東京音頭」で「花の都の花の都の真ん中で」と歌われる時、「花の都」は「東京」であるから、「東京の東京の真ん中で」と書き換えると、「東京音頭」なのに「東京の真ん中」を歌うのはおかしいと、子どもの頃から感じていた。私の勘は当たっていた。この曲はもともとは「丸の内音頭」だったのだ。

 さて、「竹内先輩」である。STU48の2期生の公演をオンデマンド配信で見ていた時、この若くて切ない曲に身震いした私であるが、冷静に分析すると、この歌詞はおかしい。

 ・竹内先輩はサッカー部で2コ上の先輩である

 ・バレンタインのお礼に誘ってくれた

 ・竹内先輩は東京の大学に行ってしまう

 ・まだ先のことなのに不安になる

 竹内先輩は高校3年生で、「私」は1年生でしょ? バレンタインのお礼といえばホワイトデー。3月14日ならば、竹内先輩が東京の大学に行くのは「まだ先」とは言えないのではなかろうか。というよりも「すぐそこ」まで来ているといえる。

 無理にこじつけると、バレンタインのお礼に誘ったのは一ヶ月後ではなく、翌日あたり。大学の入学まで一ヶ月半ある。夏休みよりも長い。だから高校1年の「私」は強がりをこめて「まだ先」と言ったのか?

 この歌はSTU48に書き下ろしたものではないが、秋元康STU48に書いた詞には、時系列が理解できないものがたんまりある。最初の「瀬戸内の声」からしてそうだ。ひまだったら、どんどん掘り下げて行きたいが、やっぱり無粋だあよなあ。こういうのって……。