2023-01-01から1年間の記事一覧

暑かった九月のこと

その日はフェリーが故障して初便が欠航した。回漕店で一時間待ち、次の便に乗った。向こうから来た船の折返しである。出かけるのを中止して家に帰ってもよかったのだが、今日は町内会の掃除の日で、それに出たくないばかりに帰らなかった。 安芸津に着き、在…

基本情報技術者試験からプログラミング言語の出題がなくなる

基本情報技術者試験のプログラミング言語からCOBOLがなくなってPyrhonが追加されたのが2020年のこと。ああ、それなのに、今度はプログラミング言語の出題そのものがなくなってしまうなんて……。 Amazonで「基本情報技術者の午後対策 Python編 第2版」という…

図書館の自習室

福山市に住んでいた頃、図書館の自習室が高校生で満席だったのに驚いた。私は勉強は落ち着いてやりたい方なので、自分にはあんな環境は無理だと思ったのである。もっとも親父は仕事もせず朝から酒を飲み、母親は淫売で男を連れ込み、兄は覚醒剤中毒、妹はス…

ウラン爆弾

「原爆が落とされた日」(PHP文庫)(1994年)によると、山中高女の玖村郁子は京都大学の兄から「マッチ箱くらいの大きさでひとつの町を吹き飛ばしてしまう」ウラン爆弾の話を聞いていた。原爆投下の当日、それを思い出し、生き延びた同級生に話したとある。

小松左京が話していたこと

何年前のことか忘れたが、NHK-FMの日曜日午後の人気番組「日曜喫茶室」に小松左京が出た時、こんな話をしていた。 ・少年時代に読んだ国際探偵小説で原爆のことを、「マッチ箱ひとつの大きさで富士山を破壊できる爆弾」だと紹介されており、その存在は知って…

またまた夢の話

私は会社員。同僚に甲斐心愛(STU48)がいた。 出張か何かで会社の総務にホテルの手配を頼んだ。なぜかそこはスイートルームで甲斐心愛が頼みもしないのに一緒に着いてきた。甲斐の方はやる気満々だったが、私はそれほどそそられなかった。「相手は子どもじ…