店の中にいる子ども

 広島駅の近くに地味なラーメン屋があった。最初に入った時、客は自分だけだった。ラーメンとチャーハンのセットを頼んだ。ラーメンは主人が作り、チャーハンは奥さんが作った。味はともかく、ラーメンもチャーハンも量が少なめで、当時の私には少々物足りなかった。L字型のカウンタの隅の方で、娘とおぼしき子どもが二人でおとなしく遊んでた。小学校に上がる前くらいの年齢だ。うるさくしてはいけないと言われているのだろう、こそこそ話で楽しそうに声を押し殺して笑っているのだ。広島弁で言うと「つばえている」感じだ。

 しばらく経ってその店に行ったが、相変わらず客は私ひとり。娘たちの姿はなかった。そしていつしか、その店そのものもなくなっていた。

 

 

ハローワーク

 ハローワークに行った。安い仕事に応募した。しかし無職よりはいい。

 白島通りを北に行けば新白島駅があると思っていたが、どうやら違ってたようだ。新幹線の線路と在来線の線路が、道路の上を通ってただけだ。雨で傘をさしていたこともあって、ここで初めてスマホで地図を見た。

 しんどくなったのでタクシーで帰った。

 「そういうとこだぞ!」

 はは、つい使ってみた。

 

 

ノートパソコンへLinux Mint 19.3をインストールした件

 HP社のノートパソコンを中古で購入し、Windows7からWindows10へのアップグレードも順調だったのだが、32bit版だったため、せっかく購入した増設メモリが認識されず、Linux Mintをインストールすることにしたのである。

 しかしねえ、うまく行かなかった。EFIパーティションというのを、まったく理解していなかったので、今までと同じようにインストールすればいいと考えていたためである。そのためインストールはできたものの、起動させるためにはそのたびにBIOS画面に飛ばなければならなかった。これは不便なこと、この上ない。

 EFIパーティションをgpartedコマンドで完全に削除して、fat32パーティションを作って、BIOSをレガシーにして、再度インストールして、ようやく思ってたような動きになった。デュアルブートにしようとしたら、もっと解決に時間がかかったかもしれない。

 LPICのレベル1の範囲を勉強していれば、この辺りも余裕だったに違いなく、ちょっとそういった技術も追いかけた方がいいんじゃなかろうか、と思った次第。

 

 

インド哲学

 以前は大学の合格者は新聞に名前が載っていた。私は高校生の頃、広島大学文学部哲学科を受けるかも知れないと考えていたため、先に合格した先輩たちの名を新聞で見ることがあった。当時は西洋哲学、中国哲学インド哲学に分かれて入試が行われていた(はず)。

 ある時、インド哲学科(インド哲学専攻?)の合格者を見ていたら、愛知県の同じ高校を卒業した男女が一名ずつ合格していた。この二人の関係は何なのだろう? もしかしたら恋人どうしで放課後の教室でブラフマンだの、アートマンだのについて語ってたのであろうか。もし自分がインド哲学科に合格したら、そこのところを詳しく聞いてみたいと思った。

 ちなみにブラフマンアートマンといった単語は、諸星大二郎の「孔子暗黒伝」という「週刊少年ジャンプ」に連載されていた漫画で覚えたようだ。

 当時の広島大学の合格発表は名前と出身高校名が毛筆で書かれていたらしい。私は見てないが、友だちが見ており、そのことを話してくれた。そう、何かの間違いで私の名も合格者の中に載っていたようなのである。受かったのはいいが、私大の入学金を払った我が家にはなすすべもなく、それは幻の合格に終わった。

 受けたのはインド哲学科ではない。そのためあの二人が何だったのか、私にはわからずじまいである。

 

一陸特は甘くなかった

 今日、一陸特の試験を受けてきた。

 必死に勉強した工学は合格圏内だ。しかし法規は余裕をかましたためか、本を調べながら正解を確かめたところ、間違いが多すぎて不合格確定。

 次は6月に試験があるのだが、平日なのである。これは厳しい。早くも「来年の目標」ができてしまったのか。これには大笑いである。

 

2020年にやりたいこと

 「目標」などと書くと天邪鬼な私のことだから、何ひとつ達成されないと思うので、「やりたいこと」として自己暗示にかける。

・一陸特に合格する・・・アマチュア無線以外の無線の資格を取りたい
文学賞に応募する・・・2019年は2作送っており結果待ち
・toeic700を目指す・・・面倒臭がらずに試験場まで行くこと
情報処理試験を受ける・・・これも2019年は申し込んだだけである
・OSの勉強・・・読まないくせに本だけ買ってきてるから

 うん、実りある2020年になること請け合いだ。

 

STU48の2期生・工藤理子

 昨日、STU48の2期生・工藤理子のSHOWROOM配信を見たのだが、カラオケとアカペラで歌ったまではいいのだが、それからはミュージカルに移った。「こんなことをやってる子どもって、たまにいるようなあ」と思いながら見ていた。

 私は2期生は吉田彩良、高雄さやか、田口玲佳の三名の握手券を取ったのだが、当日推し増しが使えるなら、工藤のところに行ってみたいと思った。もちろん瀧野由美子の握手券を使うのである。