最前列で「僕の太陽」公演を見た

 STU48の2期研究生と私との相性はあまりよくない。そもそも2期生が選ばれた時のイベントからして後ろの方だったし、お披露目の時も船上劇場の後ろから2番目。逆に課外活動のSTUDIO公演の時は、割といい席が多い。

 そんな私がエディオン紙屋町ホールで行われた「僕の太陽」公演では最前列を引いてしまったのである! さすが縦よりも横の方が長いホールだけのことはある。確率的に最前列を引くのは簡単だ。10%ぐらいかなあ……。

 一番前だからといって足ばかり見るのも失礼なので、無理やり首をもたげてメンバの顔を見ようとする。みんな汗が凄い。でも迫姫華は体質なのか、普段の鍛え方が違うのか、汗はそんなにかかないようだ。原田清花は黒目が大きなせいで、目が合っても「目が合った」という実感は湧かない。その点、田口玲佳はいい。田口はケガでもしたのか、膝の下に四角の絆創膏を貼っていた。

 向日葵の時、原田が出て来るのがちょっと遅れたが、歌い出しには間に合った。横にいた高雄さやかが安堵の笑みを見せた。可愛かった。

 今までは船上劇場で見てたので、公演には船の揺れが付き物だった。今回はビルの中なのに曲中、「あれっ?」と揺れたような錯覚にとらわれた。私の三半規管に問題があるのだろうか。それともスピーカーの音量によるかすかな揺れを誤認してしまったのか。

 隣に座った女の子はスケッチブックを2冊用意していた。あらかじめ色々なメッセージを書き込んでいたが、公演中は一度も開かなかったようだ。まあ、一番前で女の子だからそんなものを見せなくたってレスはもらいまくりだったが。

 STU48に専用劇場はなくなってしまったが、エディオン紙屋町ホールとゲバントホール、色々あるから別にいいじゃん、と思わないでもない。