放射能についての勉強

 福島原発事故の直後から放射能に関する本を読んでいたのだが、放射能が人体に与える影響については「わかりやすい第1種放射線取扱者合格テキスト」が題名通りわかりやすかった。「わかりやすい第2種放射線取扱者合格テキスト」も買った。しかし、この本を読んだところで私が「放射線取扱者」に合格できるだけのレベルに達するわけがない。なにせ微分積分が出て来る。それ以前に私にはlog何とかがわからん。

 でもせっかくなので、より簡単な「エックス線作業主任者」の勉強をして、こちらの方は何とか合格できたようだ。放射線(エックス線を放射能とは呼べまい)が生体に与える影響もある程度は理解できたと思う。この試験にも計算問題は出て来るが、私はlogを使わない方法でごりごり計算する方法を身に着けて望んだ。

 そして性懲りもなく放射線取扱者の勉強に挑む。amazonに「1円」で出てた「初級放射線」も買った(送料の方が高かった)。しかし、私はこの期に及んでとんでもない事実を知る。「放射線取扱者は核燃料を取り扱わない」のである。「核燃料取扱主任者」という別な資格が存在するのであった。

 じゃあ何かい? 放射線取扱主任者に合格したら、核燃料の勉強も始めろってことか。テキストが市販されていないというのに。