AKBじゃんけん大会で起こったこと

 先週、AKBじゃんけん大会が行われ、藤田奈那が優勝しソロデビューの権利を勝ち取った。

 準決勝に残ったのは、木崎ゆりあ西野未姫中西智代梨藤田奈那の4人。総選挙で80位以内に入ったのは、木崎ゆりあ(22位)のみ。西野未姫は昨年こそ62位だったものの今年は圏外転落。そんなメンバ構成だった。

 そして決勝に残ったのは、中西智代梨藤田奈那。昨年までは八百長を噂されていただけに、この組み合わせはファンには意外だったに違いない。「どっちが勝ってもやばい」「ここにいる(べきなの)は私たちじゃない」との藤田の発言は、そんなファンに大受けであった。

 二人とも「グー」で勝ち上がって来たため、「グー」によるあいこが6回も続いた。一応、中西の方が後輩でもあったため、勝ちを譲る気はあったと思われる。いや、これは動画を見た上での私の個人的な感想なのであるが。7回目、やっと攻め手を変えて「パー」を出した藤田奈那が勝ちを収めた。藤田奈那は優勝の喜びよりも戸惑いを隠せない様子であった。

 会場は「八百長じゃない」と判断したようで、決勝では両者に好意的であった。と、ここまで書いて、何の新しい情報や意見を盛り込むことの出来ない自分に嫌気が差したため、この文章も中途半端に終わるのであった。