本を読むスピード

 「ドン・キホーテ」を読み終えてから「白鯨」を読もうと思っていたのに、いざ「白鯨」が届くと読まずにはいられない。

 それにしても、どちらもそこそこ長い小説だ。川崎に住んでいた頃は、長い通勤時間を読書に費やしていたが、最近はJRでひと駅。帰りは歩くことも。そうなると、読破のスピードも遅い気がする。

 読書は日々の生活と同じで過程こそがすべてなんだから、急ぐ必要もなかろうが、早く読み終えたいという気持ちを抑えるのは難しい。