一日の始まり

 「一日の始まりは朝」。

 そんな風に考えても不都合はない。ただし、「一日の終わりは日没」、ということになると、終わった以上、次の日が始まるのは自然の成行であり、「一日の始まりは日没」という考えも成り立つ。

 一日の始まりは朝なのか、それとも日没なのか。日没から朝にかけての時間のちょうど真ん中あたりを一日の始まりとすれば、両方に顔が立つ。だから、一日の始まりは深夜0時になったのではないかと思う。