利用規約とかは隅々までは読まない

 みずほマイレージクラブに入っていると、コンビニATMの手数料が無料だった。広島にはみずほ銀行の店舗が少ないので、これは便利だった。しかし、そんないい話がいつまでも続くわけがなく、「月に4回まで無料」に改変されてしまった。他行への振込手数料も50万円以上の残高があると月4回まで無料だった。これは残高が50万を下回った時に気づき、その時は何が起こったのか理解できず慌てた。

 最近、仕事で外貨預金のことを少し知るようになり(存在そのものは当然知っていましたよ)、自分もやってみようと思ったのだが、みずほ銀行では外貨両替手数料が一回1000円だったのでやめた。私は外貨預金というものは、円を外貨に両替して預けるものだと思っていて、まあ、その認識は正しい。しかし、勘違いしていたのは、その手数料のこと。「一回1000円」は窓口で両替する時の話だったのである。外貨預金の時はもっと安い。

 みずほマイレージクラブに入っていると、外貨預金に残高があった場合、他行への振込手数料が月4回まで無料となる。以前の条件が、日本円で50万以上の残高だったことを考えると、お得としか言いようがない。手数料の1000円なんて、すぐに元が取れそうだ。そこで私は外貨預金に踏み切ったのである。その時の軽いノリでニュージーランドドルにした。そうしたら、手数料が何か知らんけど安かった。たぶん、10ニュージーランドドルを預けて10円かその程度だった。

 これで月4回まで他行への振込手数料が無料である。

 しかし、「うれしい特典」とやらは、時間の経過とともに劣化していくので油断はならない。もし「外貨預金残高50万以上」という条件にでもなったら、怖くてしょうがない。そもそも世間の動きというものは、私の望ましくない方向に動くからだ。ニュージーランドもやばいかも? 私がかの国の通貨を買ったばかりに、とんでもない災いがもたらされたりして。