女子高生は可愛い

  今日、電車に乗っていて、斜向かいに座って爆睡している女子高生が、ルーズソックスを履いていることに気づいた。電車を降り、歩いていたら別な女子高生に追い越されたのだが、彼女もルーズソックスを履いていた。

 1993年に東京に出張した時、ルーズソックスを初めてこの目で見た私。「こんなもの、広島の女子高生には履いてほしくない」と思ったものだが、2年後には広島の街もルーズソックスだらけになった。

 思うに、あの頃の女子高生が大人になり、その娘たちがルーズソックスを履いているのではないか? 「これあったかいから履きなさいよ」などと言って、母親が勧めているに違いない。

 ルーズソックスの欠点と言えば、見るからに汚そうなところであったが、今日見たのはどちらも黒だったため、その欠点は軽減されていた。なんで20年前は白ばかりだったのでしょう。

 とまあ、自分が見た範囲、感じた範囲であれこれ書いたわけだが、自分で見た出来事は自分にとっては真実であっても、客観的な真実であるとは限らない。広島で二人の女子高生が黒いルーズソックスを履いているのを見ただけで、それをさも流行していると思い込んでいるのが私だ。

 だけど、政治の論評で、これと同じレベルのことを書いている人っていませんか? まあ、いませんけど。