エックス線作業主任者試験

  福島の原発事故以降、放射能に関する報道に接し、シーベルトだのベクレルなどの専門用語の意味が知りたくて、ネットで調べたり本を読んだりした。そうすると、世の中には放射能に関する資格がいくつかあり、ちょっと放射能に詳しくなったと自負した私は、「第2種放射線取扱主任者合格テキスト」というのを買ってきて、勉強してみることにしたのである。

 そうしたら、難しかった。しかも試験は広島ではやってない。大阪か福岡に行く必要がある。そこでもうちょっと簡単な「エックス線作業主任者」を先に受けることにした。これだと広島でも受験できる。

 このエックス線作業主任者だが、合格率が高いというのに、それなりに難しい。「なぜエックス線が発生するか」からして神秘の世界である。レントゲン博士はよくこんなものを見つけて来たもんだ。

 試験は申し込んである。12月に家から歩いて15分の会場で受けるのだ。テキストを一回読んで理解できず、二回目に入ってもあまりわからない。こんな私だが試験は択一式なので通ってしまうかもしれない。そのことを祈ろう。