YouTubeに思ったこと

 YouTubeを見ていたら耳の聞こえない若い3人の女性が、カラオケで歌を歌って点数を競っていた。別なチャンネルでは両脚を切断した女性が、前転に挑戦していた。「自由だなあ」とつくづく思った。こんなのはTVじゃやれないと思う。少なくとも私は見たことがない。

 一方、ある女子大生が元カレの話をしていた。その男性は大学を卒業して保険会社に入り、京都で研修を受け、そこで新しい彼女もできたのだが、最近会社を辞めた。そんな話である。話を聞いていた人も若く、特に突っ込まなかったのだが、この話はおかしい。なぜこの女性は、元カレの動向にこんなに詳しいのか。やはりLINEか? 男の立場で言うと、自分の彼女が元カレとつながっている、というのは、あまり気分のいいものではない。しかし最近は違うのか。老兵は去るのみだな。

 「最長片道切符の旅」の動画もいくつかある。宮脇俊三が見たら、どう言うのであろう。ローカル線の長旅は時には退屈でしょうがないのだが、一日の行程が30分程度で語られると、それも感じない。

 それはそうと元SKE48二村春香。何年も前にチャンネル登録したのだが、動画が一本も上がっていない。

 

 

散髪屋を探した話

 いつもQ&Bハウスや3Qカットを利用している私である。

 あっ、話は急に変わるが、大阪にはチェーン店でない格安の散髪屋さんが多くあり、小綺麗な上にそんなに待たなくてもよく、大変重宝した。一方、川崎の駅前の地下なんて、Q&Bハウスに行列ができている。まあ、そんな時は羽田空港のQ&Bハウスで散髪したけど。「髪切りに東京に行って来た」とよく言ったもんだ。

 そして話は戻る。そんな私だが、たまには顔剃りをしてくれる店に行こうと、いそいそを家を出た。目指すはCという店である。そしてやって来たまではいいのだが、そこは美容室になっていた。おかしい。家でネットで調べた時には、確かここらにあったはずなのに。

 Cというのは偶然の一致だが、かつてその近くに同じ名前の喫茶店があったのだ。もしかしたら、それと見間違えたのかも?

 仕方ないので近くのショッピングモールにある3Qカットに行くことにした。近道をしようとしていつもと違う道を歩いていたら、Cがあった。これにはびっくり! 最初にCが見つからなかった時点で、3Qカットに行くことがほぼ決まっていっため、あえてスマホで検索したりはしなかった。そして途中でよさげな店があれば、そこに入るのも悪くないと考えていたのである。それがこんなタイミングで見つかるなんて……。

 散髪はもちろん、顔剃りもし、眉毛も整えてもらった。スタンプカードも作った。今度からここにしよう。

 

 

不同意性交の警視正のこと

 マッチングアプリで知り合った女性に、警察であると身分を明かし、「売春はしません」と反省文を書かせた上で、不同意性交を行っていた警視正

 たぶんこの男は、最初は身分を隠し、金を払うなりして同意を得て性交を行っていたと思うのだ。しかし簡単に相手が見つかってしまうものだから、お金が続かなくなった。そこで「タダで性交する方法」として、「警察だと言えばタダでできるかも知れない」とでも考えたのであろう。今のところ、被害者は5名だが、もっといるのかも知れない。売春は犯罪だが、逮捕もされなければ起訴もされない。しかし売春行為が発覚したとなると、世間体が悪いため、被害に遭っても口を噤んでいるのでは、と推測する。

 だけど思ったことがある。警察官が警察であると身分を明かしてまで、タダで性交するメリットはあるのだろうか。「レイプされても警察には言えない」という状況下で絶望の表情も見せる女性を犯すのが楽しかったのかも知れない。しかし別な想像をしてみる。もしかしたらこの男は、警察官である自分がマッチングアプリで知り合った女性を相手に買春をしている、という事実に耐えられなかったのではないか。そのため最初は「ワシ警察なんよ」と言って反応を見ていたのが、相手が信用しないので身分がわかるものを示す。そして「警察がこんなことしてていいの?」となじられたので、「うるさい。反省文書け」みたいなやりとりが発端となった。

 男は自分を罰するために、このような振る舞いを続けていた。そうは考えられないだろうか。

暑かった九月のこと

 その日はフェリーが故障して初便が欠航した。回漕店で一時間待ち、次の便に乗った。向こうから来た船の折返しである。出かけるのを中止して家に帰ってもよかったのだが、今日は町内会の掃除の日で、それに出たくないばかりに帰らなかった。

 安芸津に着き、在来線に乗ると色々とスケジュール的にヤバいので、タクシーで東広島まで行き新幹線に乗った。フェリーが故障すると、こんな出費がある。これで過去一年間で少なくとも三回目の故障である。勘弁して欲しい。

 広島から西広島へ。マンションに立ち寄る。LPIの認定書が届いていた。それから病院に行き、コレステロールの薬の処方箋などをもらう。すぐに薬局へ。薬局の前のバス停で10:37のバスに乗り、河原町で降りた。交差点の花壇に花を植えていた。そこから舟入のカフェまで歩いたのだが、思ったより距離がある。20分ほど歩いた。今日はH子とランチだ。

 カフェでハンバーグランチ。世界一周から戻ったH子から話を聞く。インドで詐欺に遭いそうだったとのこと。何か私が思っているよりもはるかに英語ができそうだ。まあ、世界一周するくらいだから。彼女のお兄さんが持っているマスダスタジアムの年間予約指定席の今日の分、二枚もらう。タダでもらうのも何だから、旅行が終わったにもかかわらず餞別と称していくらか渡した。準備が行き届いておらず、裸銭で渡すのである。そのお金だって、さっきコンビニでおろした。

 二枚もらったはいいが、一緒に行く相手がいない。出会い系サイトで募集をかけてみたのだが、ことごとく断られるか、返信がない。しかしA子からLINEが来ていて、「相手は見つかったか?」と。昨日は断られたのだが、今日になって時間が空いたのだと。改めて誘ってOKをもらう。13:30にマツダスタジアム赤いローソンで待ち合わせ。

 マンションでカープの応援ユニフォームに着替え、応援バットを布製のリュックに入れて出発。広島駅から歩いてカープロードの赤いローソンに向かう。かなり暑かったため、店で飲み物を買おうとおもったが行列が凄かった。レジから並んだ列がウォークインケースで折り返し、それが別なレジの前で反転してUIみたいな形状になっているのである。そうして手に入れた飲み物は、ミネラウウォーターではなくて薄いヨーグルトの味がした。

 赤いローソンはここ以外にあるらしく、A子はそこにいた。A子がこっちに来てくれたのはいいが、着くなり「体調がすぐれないから帰りたい」と。それでも球場の前までつきあうと言ってくれた。せめて座って写真を撮ってから帰ったら? と提案するも、無理だと断られる。そのうち球場の前も行けないと言って、そこで別れた。結局一人で見るのだ。

 試合は5回を終わって7点差。結局3対9で阪神に負けた。席がよかったとはいえ、最後まで見た自分は偉いと思った。

基本情報技術者試験からプログラミング言語の出題がなくなる

 基本情報技術者試験プログラミング言語からCOBOLがなくなってPyrhonが追加されたのが2020年のこと。ああ、それなのに、今度はプログラミング言語の出題そのものがなくなってしまうなんて……。

 Amazonで「基本情報技術者の午後対策 Python編 第2版」というのを買ってみた。見るとデータのリスト構造とかも載っている。凄いじゃん! ドットインストールでPythonを勉強したが、ここまでの内容はやらなかった。

 そういえば昔、商業高校の団体が主催する情報処理の試験で、BASICが出題されており、その本を買って読んだことがある。何で捨ててしまったのであろう。パソコン利用者認定試験でもBASICかPascalが出題されていて、私はBASICを選択して2級に合格したな。

 しかし一番さびしいのは、私が二種で選択したCASLが完全に消えてしまうこと。こればかりはいかんともしがたいのだが。

 

図書館の自習室

 福山市に住んでいた頃、図書館の自習室が高校生で満席だったのに驚いた。私は勉強は落ち着いてやりたい方なので、自分にはあんな環境は無理だと思ったのである。もっとも親父は仕事もせず朝から酒を飲み、母親は淫売で男を連れ込み、兄は覚醒剤中毒、妹はスマホでカラオケなんていう家庭だと、自習室の方がよっぽど落ち着くだろうが。

 今日行った広島市立図書館は、雨という天気もあって、空席があった。その一角で私はLPICの試験勉強をした。試験直前の軽いおさらいであり、時間つぶしもかねていたため、気楽なもんである。そのためまあまあ落ち着いて勉強できた。こう見えて公立図書館の自習室は人生で初めて利用したのである。自習室の近くにあった食堂は(一体何十年前の話をしているのだ)、もうなくて休憩室とかいう名前の部屋になっていた。ここでの勉強は許されないようだ。食事をしている女子校生がいた。やっぱり親父は酒飲みなのだろうか、と心配した。

 

ウラン爆弾

 「原爆が落とされた日」(PHP文庫)(1994年)によると、山中高女の玖村郁子は京都大学の兄から「マッチ箱くらいの大きさでひとつの町を吹き飛ばしてしまう」ウラン爆弾の話を聞いていた。原爆投下の当日、それを思い出し、生き延びた同級生に話したとある。