蚊取りマット

 高齢のため、モスキート音が聞こえない。よりによって額を食われたりする。

 それはいいのだが、実家の私の部屋に花王キスカがある。蚊取りマットだ。だが、キスカが残り一枚になった時、私はそれを使うことをためらった。なぜならキスカはすでに生産中止。この世に存在する数少ないキスカを消費するのが惜しかったのだ。数百年後、この一枚のキスカにどれだけの骨董的な価値が出ることだろう。

 そこで広島のマンションであまり使わないリキッドタイプのやつを持って帰った。寝る前にスイッチボタンを押して、これでめでたしめでたしである。

 ところが、部屋には私が買ったと思われる蚊取りマットがしこたま鎮座していた。買ったのをすっかり忘れてしまったようなのである。これは大変だ。実家には月に二三回しか帰らない。ひと夏の間、蚊取りマットだって十枚も使わないであろう。この蚊取りマットは、いつ使い切るのか。キスカと一緒に数百年存在するのではなかろうか。

門脇実優菜

 STU48の船上公演に行った。2ヶ月ぶり2度目の公演である。前回は門脇実優菜に投げキッスされた私であったが、今回も「夢力」の最後のところでされた。

 そればかりではない。「海へ来なさい」の最後の方で、「そして心から幸せになりなさい」と真っ直ぐ私の目を見て歌う門脇。そう、今日は前から3列目の席だったのだ。

 そんな門脇でも、握手会に行くと、私のことを全然認知していないのが凄い。

 名前入りのうちわやタオルを持っていないファンにまで、しっかり視線と投げキッスを送るなんてまさにアイドルの鑑である。

 

 

 

鼻血の治療

 5月16日(木)、鼻をほじったら鼻血が出た。こんなことはよくある話だ。でも、血がなかなか止まらない。鼻に詰めたティッシュが血でべとべと。それはいいんだが、夜中、目が覚めて咳をしていたら、鼻血の感覚が訪れて、案の定血が出てきた。咳で鼻血なんて初めてである。

 5月18日(土)、実家で風呂に入っていたら鼻血。濡れた体のまま風呂を出て、水と鼻血を床に垂らしながらティッシュの箱に向かった。

 5月20日(月)、顔を洗っていたら鼻血。これまでティッシュを詰めて15分もすれば血は止まっていたので、「病院に行くまでもない」と考えていたが、手のひらで顔をごしごし洗っただけで鼻血が出たとなれば、悠長なことも言っていられない。仕事を休む旨を伝えて耳鼻科に行った。

 鼻の内視鏡を奥の方まで入れられたが、奥の方は綺麗だとのこと。もっと手前に血豆のようなものが3つもあった。血豆が破れていたようだ。それをレーザーで焼いた。ジュッと音がした。これでもう安心だ、と思いたい。

 

パシフィコ横浜での握手会(5月5日)

4部:門脇実優菜

「船上公演楽しかったです」

「そうですか」

「平成の30年間で一番楽しかったです」

保育園児の格好をしている件について、何か触れた方がよかったのだろうか。

 

4部:瀧野由美子

中国電力って廊下の電気とか消して節電してるんですよ」

「へえ」

「電気は売るほど持ってるのに」

「素敵な話ですね」

中国電力のCMに出ている瀧野には有益な話だったかもしれない。でも、私とて聞いた話なので真偽のほどはわからない。今度は萩原工業の話をしようか。

 

4部:山口真帆

弘前のアイスキャンディーの店、行ってみたいです」

「美味しそうですね。あ、いや。美味しかったです」

私が言ってる店をかつて自分が番組で紹介したことを思い出した山口さん。これが私との最後の会話になることでしょう。他の人と違って握手会らしい(握手はなかったけど)くだらない話題に興じたのでありました。

 

5部:薮下楓

「バスに酔うと言ってましたけど」

「えっ?」

「あの福岡から広島のバス」(時間切れ)

こんなこともあるさ。

 

5部:神志那結衣

「前にも来ませんでしたか、高山さん?」

「ああ、カレーがどうこういう話をしました」

「あー、よかった」

サイコロを二人で同時に振って(サイコロの)目が合えばサインをもらえたのであるが、サインの宛書用にあらかじめ名前を用紙に書いて渡すのである。神志那さんはそれを見ながら私の名を呼んだのであった。

 

5部:森下舞羽(瀧野の推し増し)

「船上公演で存在感増してますね」

「はい」

「百六十五センチ?」

「うーん、百六十四センチ(ちょっと申し訳なさそう)」

高い靴を履いてたのだろうか。目の位置は私より上だったのだが。

 

6部:石田みなみ

「東京の知人はSTU48のことを全然知りませんでした」

「えっ!」

「宣伝しときました」

「よろしくお願いします」

石田みなみとは噛み合わないのが普通なので(テンションの高い石田がこちらの話を聞かないで、勝手に話す)、このように会話のキャッチボールができているのは脅威である。

 

6部:久保怜音

サイコロ振ったけど目が合わず。「残念でしたねえ」と言われたが、何もしゃべらない私。ノープランだったのだ。そもそもこの人のことよく知らないし。でも、「また来てくださいね」と言われたので行くしかないような気がする。ちなみに名前を書いた紙はここでは何の役にも立たなかった。

 

まとめのことば

山口真帆さんの前途に幸あらんことを!

・神志那さんに認知されたら、もうSTU48のメンバに認知されなくてもいい

・久保さんが「また来い」と言うのであれば、また行く